【営業の転職】本音はあり?受かる!「転職理由」「志望動機」例文集

1-3. 業界別!異業種の営業職への転職

異業種への転職は「営業職で異業種への転職。成功する秘訣とは」を参考にしてください。

事例1 広告業界から飲料メーカーへ(営業経験者)

■ 転職理由
「現職の広告代理店では、営業職として電機メーカー・飲料メーカー・通信会社などの顧客を担当し、中小企業ながらも〇〇〇〇のプロジェクトではプロジェクトリーダーとして大手企業も複数社参加したコンペを競り勝つ成果をあげるなど、仕事に熱を注いで参りました。一方で、もともとヒトが好きだったこともあって営業職に就いているのですが、広告業界では取り扱う商品が直接ヒトを介在するものではないため、ヒトとより深く関わることができる仕事に就きたいという思いもなかなか捨てきれずにいました。キャリアを積むためにも8年間現職での仕事を続けてまいりましたが、やはりメディアを通じて事業会社の外から消費者に働きかける広告業界よりも、消費者と直接向き合って作り出す商品やサービスに携わりたいという思いが徐々に強くなり、このたび転職を決意した次第です。」

■ 志望動機
「自分が関わる商品がヒトの生活に密着していて、毎日手に取っていただけるという点で、より消費者に近い部分を担うことができる飲料メーカーに魅力を感じております。その中でも貴社の商品が時代の最先端を牽引していること、またそのネームバリューによる安定にも関わらず常に新たな開発に取り組み次々に新商品を生み出す挑戦心あふれる貴社の社風に惹かれ、その商品を世に広めていく一助を担いたいと考え、志望いたしました。
メーカーでの経験はありませんが、これまでに培ってきた法人営業におけるコミュニケーション力と提案力を活かし、貴社とともに挑戦していきたいと思っております。」

<解説POINT!>
営業経験者の異業種への転職事例です。
転職理由では前職と応募先企業、それぞれの業界の特性に触れ、自分が営業という職種に就いている理由と関連させて異業種への転向を考えた理由を説明しています。
志望動機では、応募先企業が転職理由となった「消費者に近い」業種であることに加え、応募先企業の社風にも触れ、志望動機の具体性を高めています。
「業種」を軸に転職活動している場合、企業それぞれの特色による動機は用意した方が良いでしょう。企業ごとの内容が抜け落ちてしまうと、「この業種ならどこでもいいのだろう」と見られてしまうため、企業研究はより一層意識した方が良いでしょう。

事例2 医療機器メーカーへの転職(営業経験者)

■ 志望動機
「私は、患者の命を守るだけでなく、ときにその生活の質までも進化させる医療機器の製造に大きな『夢』を感じています。
医療の発展はいつの日も人々の望みですが、それを叶える最たる手段となり得るのが医療機器の進化だと考えており、その進化を世に広める役割を担う医療機器メーカーの営業職は社会において極めて重要な立ち位置にあります。営業マンが医療の進歩において取り沙汰されることはありませんが、自分の売った医療機器が広まり、より多くの患者が日常生活を快適に過ごすことができればこれ以上の喜びはありません。
その中で、貴社の製品はその技術力のみならず、社会からの大きな信頼のもとに世界的に広まっていることから、私もその信頼の一部を担いたい思い、貴社を志望しました。
私は日頃からお客様との間で長期にわたる強い絆を築くことをモットーとしておりますが、医療の世界においてこの長期にわたる信頼はなくてはならないものだと考えております。これまでの経験を活かし、貴社、そして社会に精一杯貢献させていただきたいと思っています。」

<解説POINT!>
医療機器業界はある種特殊な業界です。
本質的には業界による優劣などないのですが、医療機器の世界では商品(製品)の単価や製造・販売ロットが大きく、それを売る営業マンの責任は極めて大きくなります。また、顧客となりうる先が限定的であるため、ひとつひとつの顧客の重要性も高く、営業マンが顧客から信頼を得られ、その信頼を継続できる人格の持ち主かどうかという点が評価のポイントとなります。
そのため、志望動機でも自己PRでもそうですが、信頼を得るにふさわしい内容とすることが必要です。

事例3 食品メーカーへの転職(営業経験者)

■ 志望動機
「私は、『食』の大切さについてよく考えます。
健康とエネルギーを維持するために必要なのはもちろんですが、それ以上に『食』は人々に『幸せ』をももたらすことができる、私たちの暮らしになくてはならないものです。いまや飽食の時代と言われていますが、今も昔も美味しいものを食べたときの笑顔や輝いた表情、また、家族や友人と一緒に食べて『美味しいね』と言い合える時間は人生における幸せそのものと言えるような気がします。
そんな『幸せ』を提供する食品業界において営業として人々に笑顔を届けたいと思ったのが今回の転職のきっかけです。
貴社は中でも、温故知新ともいうべきスタイルで伝統的な食材も大事にしつつ、○○○○のように新しい製品で世の中に楽しい驚きを与えてくれたりと、まさに『食』を楽しみ、かつ何よりも大切に扱っている会社だという印象を持っています。また、『食』は進化するものだと思っておりますので、貴社のような会社で私も改めて学ぶとともに新しい知識やトレンドを取り入れ、『食』の大切さを次世代に受け継ぐ役目を担いたいと思います。」

<解説POINT!>
食品業界は人気の業界なので、志望動機も通り一辺倒にならないよう注意が必要です。
上記の事例では「食」に対する熱意を語り、楽しく営業に取り組めそうなスタンスを出しています。
また、応募先企業を志望する理由についても、企業の製品の特色、自身の「食」に対する思いと将来やりたいことをつなげて述べることで一貫性を持たせています。