営業の辛い業種ランキング~きついときは転職も考えよう

1-3. 業種・業界別の特性とキツイ度ランキング

業種・業界や会社の営業スタイルによってそのつらさは実に様々。特徴とあわせてランキング形式で見てみましょう。

「ハード」であるという意味では、営業できつい第1位は不動産(住宅販売)・ハウスメーカー
一世代前であれば「(誰もができるわけではない)一生に一度の買い物」というのが常識であったマイホームの購入です。それを売らなければならないのがハウスメーカーの営業マン。

年間2〜3件の成約と考えても、業績の見えない日々が続きます。毎日何件も飛び込み営業を繰り返しては断られ、上司からは「売れるまで帰ってくるな」と叱責が飛んでくるなんていう噂のある会社も?
加えて、個人相手の営業であるため商談が平日夜や土日にならざるを得ないという時間的な問題もあります。
また、住宅販売では高年齢層の個人が顧客層となるため、話し好きの顧客が多く、かなりの時間を割かれます。

第2位は医療機器メーカー・製薬会社MR
こちらも仕事に長時間割くことがあるという点では同じ。相手にするのが病院や医師なので、限られた時間の合間を縫って商談をせざるを得ないためコントロールがききづらい仕事でもあります。また、営業先が病院や医師に限られるためにターゲットとする市場が狭く、既存顧客との良好な関係の維持が最重要であることがプレッシャーを高めます。
また、専門性の高い職種でもあるので医療関係者と対等に話せることが必要で、誰でも付け焼刃でできる仕事ではない、本格的な勉強も必要という点でもきついと言えます。

第3位は仕事のハードさで商社
商社では取り扱う商品のロットも大きく、商談が壊れるようなことがあれば会社にとっては大損害となり、営業マンの責任も重大です。さらに世界を相手にする営業ともなれば、外国とのやり取りでは相手国の時刻に合わせるためにもともと長い労働時間がさらに長くなったりもします。不眠不休で働く時期も間々あり、本気で仕事が好きでなければなかなか務まりません。
ただし、商社マンは採用時に厳選されることが多く、ミスマッチの比率は限定されています。激務であることは知られていながらも常に人気職種の上位を占める業種です。

そのほか、よくあがる業種をいくつか挙げたいと思います。
まず、先物取引業。
よくも悪くも?悪名高い業界で有名なので詳細までは説明しませんが、相手先に迷惑がられるという点ではトップ独走と言えるでしょう。
あとは人材派遣業と旅行業界。
人材派遣業は派遣先企業と派遣社員の板挟みになることも多く、旅行業界は特に交通機関の急なトラブルによる対応で各種交通機関や宿泊施設、それに旅行客との間で奔走することになります。いずれもクレームが発生しやすい業態で、精神的なハードさは極めて高い業種です。

他にも金融業界、広告業界、自動車販売など、様々な面できつい業界は多々あります。