【完全版】営業とは何か―営業の本質と真髄、その全てを学ぶ

1-2. 最難関はBtoB×無形商材!業界ごとの難易度検証

難易度 対象顧客×商材 業界・商材
高↑↑↑↑ BtoB×無形 コンサルティング関連、ITシステム、マーケティング関連、金融・会計サービス、広告、(人材)
↑↑↑ BtoB×有形 各種メーカー、問屋(商社)、人材
BtoC×特殊 保険、金融・証券、不動産
↑↑ BtoC×無形 インターネット・テレビ回線、教育サービス、アプリ
BtoC×有形 ヤクルト、新聞、ネットや訪問での商品販売
販売職 店舗での接客

※なお、上図では、新規開拓営業と既存ルート営業は、どちらも兼ねるのが基本であるためパターン分けからは外し、”対象顧客”と”扱う商材”の2つの軸で難易度を記載しています。

以上の内容をまとめたものが上図となります。
営業の手法・種別ごとの難易度についてイメージはわきましたか?

営業・マーケティング職でキャリアを積むなら「リクルート」を経験すると、市場価値が上がります。詳しくは「営業のキャリアアップ転職|リクルートへの転職」をご参照ください。

2.営業の「難易度と年収」「難易度と離職率」は比例する

営業職に関連するところでは、「年収」「離職率」についてよく質問をいただきます。
営業職では全体的に年収も離職率も高いのですが、実はどちらも先ほどの「難易度」に比例します。

2-1. 営業職の年収   ―法人営業×無形商材が高いけど保険や不動産も―

年収でいえば、当然ながら難易度が高い方がより専門的知識や専門スキルが必要になる上、営業活動としても1件の発注をとるのに時間も手間もかかるため、その分年収が高くなります。

あくまで一般論ですが、難易度ランクが上がるごとに年収が50万円ずつボトムアップするイメージで、下記のような感じです。

● 販売職:年収200万円~
● 対個人営業×有形商材:年収250万円~
● 対個人営業×無形商材:年収300万円~
● 対法人営業×有形商材、対個人営業×特殊商材:年収350万~
● 対法人営業×無形商材:年収400万~

なお、難易度が上がると振れ幅も大きく異なり、一概には言えませんが最上位ランクの対法人営業×無形商材のうちコンサルティング関連、ITシステム、マーケティング関連、金融・会計サービス、広告業界などでは年収1000万円を超える人も多くなります。
また、業界平均としてそこまで年収が高くないですが、インセンティブが大きく、営業マン個人へのバックが大きい保険業界、金融・証券業界、不動産業界は稼げる業界です。

なお、これらの業界で稼ぐための秘訣については、「年収1000万円プレーヤーへの転職 稼げる営業になるカギとは」で詳しく触れていますのであわせてご覧ください。

業界に特化したものでなく広義の異業種転職を考えている人は、コチラの記事を参考にしてください。

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2-2. 年収が上がる資格とは -営業職で深く広く活躍するためには-

営業職で、業種・業界での年収の違いをお伝えしましたが、実は自分のスキルを上げることで年収を上げることも可能です。
その1つのカテゴリとして、資格についてお伝えしましょう。

営業職で、幅広く通用する資格(スキル)は大きいもので2つ。さらに業界によるものが2つあります。
最大のスキルは、英語(外国語)です。

2000年代に入る前までは、商社以外に海外で商売をしている企業はごくわずかでした。
しかし、日本市場の不況とインターネットの普及とともに、企業の海外進出が一気に進み、「海外進出できなければ発展はない」とまで言われるほどになりました。
その前線となる営業職でも当然英語が求められてきています。TOEICであれば700点以上あるとアピールになります。

もう1つは、中小企業診断士。
99.7%が中小企業と言われている日本。あまり耳にしない資格かもしれませんが、中小企業の経営課題に対して診断や助言をすることができるため、「信用・信頼のアップ」には一役も二役も買うでしょう。

業界・業種によって、資格は色々とありますので、詳しくは「【営業のスキルアップ】転職にも有利な資格・検定ランキング!」をご参照ください。

2-3. 営業の離職率 ―営業マンはデキる人もデキない人も辞める―

年収と同じく難易度が上がるほど、離職率は高いです。
難易度が高いため、デキる営業マンとデキない営業マンの差が歴然と現れてしまうのです。

ハードルが高い=年収が高い=離職率が高い・・・非常にわかりやすい図式ですね

ただ、独立・起業する人が多いのも難易度が高い営業で成功した人の特徴です。 つまり、難易度が高い営業は、成果が出ない人も辞めるし、成果を出した人も辞めるという構図になるため、離職率が高くなってしまうのです。

今、営業がつらい、向いていないかなと感じている人は、「営業のきつい業種ランキング~つらいときは営業からの転職も考えよう」を参考にしてみてください。現状から、一歩踏み出せると思いますよ。

転職は少し考えているけど、志望動機の作り方や考え方がイマイチわからない人もいると思います。そんな人には「【営業の転職】本音はあり?「転職理由」「志望動機」例文集」の記事がおすすめです。

営業職に向いているか5分でチェックできます。
「のんびり自然派」は残念ながら営業職に向いていませんので、別の職種に転職した方が心身ともに楽になります。

 

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