【完全版】営業とは何か―営業の本質と真髄、その全てを学ぶ

7.女性営業職で長く活躍するのに必要なこと

ここまで営業職について幅広くお話ししてきましたが、女性に特化したお話しをしようと思います。
女性ならではの強みや悩みなど、深いものがあります。

女性営業職で転職を考えている方は「営業女子・営業ウーマンの転職 成功の秘訣とは」をご覧ください。

営業女子を部下に抱える管理職も必見です。

7-1. 営業女子・営業ウーマンになれたらラッキー

営業=肉体労働、負担が大きい仕事というイメージが先行がちな営業職。酸いも甘いも触れてきましたが、“女性にとって”どんなプラスとマイナスがあるのか、核心に迫ります。

表題の通り、女性であっても営業職に就くことをおすすめします。
それは、20代、30代、40代と年齢を経ても通用する経験・スキルを得られ、人生を明るくことが間違いないからです。

「今を楽したい、楽しみたい」という人は、自分が楽できそうな職場を選べば良いでしょう。しかし、年齢を経た時に「まともに仕事がしたい」と思った時には手遅れで就ける仕事がなく、フルタイムで働けるけどパートタイム勤務に・・・という人や、生活環境としてノマドワーカー・在宅勤務で働きたいけど企業側の要望に応えられない・・・という人を数々見てきました。後悔しないためにも、早い段階で営業職に就いた方が良いと断言しておきます。

ではどんなメリットがあるのか? 男性と比べて共感性や協調性、親和性が高い傾向にあり、往々にしてコミュニケーション能力が高くなる可能性を持っています。

ケンブリッジ大学の研究者グループによると、男の子と女の子を比較した時に、女の子は生まれつき「人の顔」に興味を持つことが目の構造からもわかったそうです。
性として母となる女性は、子を守るため人の群れの中で生きるための術が発達しやすくなっているのです。

潜在的に高いコミュニケーション能力を持っているのであれば、実践して鍛えて“ビジネス能力として”伸ばした方が良いのです。
コミュニケーション能力に“稼ぐ感性”を身に付けられれば、年齢関係なく自分が描く働き方で活躍できる人材になることができるのです

7-2. ライフステージを見据えておこう 年代ごとに考えるべきこと

日本という国では女性のキャリア形成において、ライフステージの変化は切っても切り離せません。

結婚、出産、育児、親・親族の介護・・・と大きく4つのライフステージの変化が起こる可能性を秘めています。

ではどんな準備をしておくと良いか、年代ごとにお伝えしましょう。

20代
ベースとなる営業力をつけましょう。活動的に動ける年代です。26,7歳くらいまでは多少プライベートが無視される場合もあるとは思いますが、この時に汗をかいておけば、後々に涙を流すことは少なくなります。ただ、20代後半に入ったら自分のキャリアパスを鑑みて、身に着けるべきスキル・能力に照準を合わせて研鑽を積むと良いでしょう。ライフステージまでの「経験・スキルの貯金」がその後の人生を大きく分けます。

30代
最もライフステージの変化が起こる年代です。変化に適応してその後の人生を落ち着いて過ごせるように整えるのがこの年代です。
人により様々ですが、自身の描いていたキャリアパスや生活環境から離れてしまう場合があります。この場合、元々描いていたイメージに対して意固地にならずに、ぶつかった障壁をクリアすることにエネルギーを向けた方が良さそうです。柔軟な思考と行動で、起こった変化や困難を楽しめるとベストです。

40代
落ち着き始めた生活環境で、どのようなことが出来るか整理した上で20代、30代で培った引き出しを活かして活躍できる場所を探しましょう。自分のライフスタイルにあった職場環境を選ぶことが重要です。
この年代は自分のスタイルによって大きく道が変わります。
また、年齢を武器にできる年代でもあります。20代や30代がいくら話したところで、いまいち説得力に欠けるような商品・サービスを売る営業として活躍も可能です。

7-3. 営業タイプごとに目指すべきキャリアパス

“営業”は一括りで表現されることも多いですが、業界や商材によって営業スタイルは全く異なることは触れてきました。

営業女子・営業ウーマンがキャリアパスを描く上で、自分がどの営業タイプなのかは非常に重要になります。
1-1でお伝えした通り、我々は大きく3パターン(活動型、傾聴型、提案型)に分類しています。(自己PRレポートを受検頂くと明確にわかります)それぞれのタイプごとに、目指すとフィットするであろうキャリアパスを簡単にお教えします。

活動型

アクティブに活動することで、強みを活かせ、収入を生み出せるタイプです。

20代
求人広告事業や広告代理店事業、人材紹介事業・人材派遣事業の営業職が向いており、女性が活躍しやすいフィールドです。少し専門的な領域では、MRやOA機器販売などもあります。

30代
そのまま走れる人は20代のままでも活躍できます。フィールドを変えたいのであれば、それまでに培ってきた経験・スキルを活かして売れている商品や定番商品がある企業や、成長企業の新規事業開拓営業などにチャレンジしても良いでしょう。売れている商品がある企業であれば、勤務時間などをコントロールできる可能性が高いので、結婚や出産を経験されている方に非常に向いています。

40代
少し落ち着きたい人は、BtoC営業に変えて落ち着くのも良いでしょう。化粧品や健康食品などの訪問販売や、教育・英会話などの各種スクールの営業など生活になじみのある商材・サービスであることで自分が売りやすいことに加え、年齢的な説得力が増すため向いていると言えます。

傾聴型

顧客の意図を汲み取ったり、潜在的ニーズを引き出すことで、収入を生み出せるタイプです。実は女性に最も多いタイプです。

20代
BtoBの法人営業では、いわゆる既存顧客向けのルートセールスが向いています。他にも代理店窓口や、卸売り業(問屋)も顧客のニーズを聞き出す点で向いています。

30代
以下は20代でも可能ですが、30代の方が知識量や年齢からくる信頼感から活躍しやすい業界です。自動車販売や銀行業全般のほか、個人資産家向けの営業職として金融証券・保険・不動産運用・物件仕入などがあります。

40代
足を使って稼ぐというよりも、経験や年齢を武器に腰を据えて活躍できるフィールドがあります。結婚相談パートナーや結婚コーディネーターは年齢を武器に活躍できるフィールドです。キャリアコンサルタントやコールセンターでのインバウンド対応やアウトバウンドのリード獲得なども顧客ニーズを引き出す力に優位性のある職業です

提案型

複雑な工程・段取りを経る案件や、高度な課題解決を求められるニーズに対してスピーディかつ的確な解を導き出し提示できるロジカルさを活かすタイプです。
営業職に固執するよりも、経営企画・事業企画やコンサルタント業、管理職を目指すと自分の強みを活かせるでしょう。

20代
B2B向けの無形商材の提案型営業で営業スキルを上げると良いでしょう。複雑な商流が組まれる大手商社やIT業界全般、プラントなどが良いでしょう。有形商材では、アウトバウンドでPB(プライベート商品)提案やOEM提案を行うスタイルが活躍しやすいでしょう。

30代
営業リーダーやマネージャー職を目指すと良いでしょう。企画提案型人材は市場でも少なく、適性を最大限活かせるポジションです。より大型案件を複数の業者でカタチにするポジションも向いています。
生活環境の変化から自由度高く働ける独立・起業で活躍するケースが最近は増えてきています。個人事業主として自分のスキルを活かして、家庭と仕事の両立をするのも良いでしょう。

仕事に対して時間をかけられるようであれば、コンサルティング業界に踏み入れるのも1つです。その場合、ポストコンサル(コンサルタント職に就いた後の働き方)を考えておくことが大切です。

40代
女性管理職は増えてきたといっても、部長職だとたったの5%(内閣府データより)。時短勤務希望者や税金対策で収入を抑えて働いている人が多いのも影響しているようです。
企業側も時短でも可能な体制作りに着手し始めていますので、職場環境を選べば諦める必要はありません。

30代同様、個人事業主として独立・起業も手段の1つです。

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~おまけ~ 女性営業職のファッションのポイント 売れる営業ウーマンの服装・髪型とは

営業職の女性から“気になる”とよく問い合わせを頂く、服装や髪型について簡単にポイントをお伝えします。
詳しくは「必見!女性営業職のおすすめファッション ~売れる営業ウーマンの髪型・メイク・服装・持ち物・必需品~」をご参照ください。

営業職に関わらず、勘違いしてしまう人がいますが、ビジネスシーンで必要なのはマナーで、オシャレは不要です。

華やかさが重要な業界を除いて、

●清潔感
●シンプル・ナチュラル感
●年齢に応じた品格

がポイントです。
特に髪型やアクセサリー、香水などには気を付けましょう。

バッグは、持ち物が多くなりがちなので、A4サイズの資料が簡単に出し入れできるサイズで、中で分けて収納できるようなものが良いでしょう。
営業トークやアクションだけでなく“第一印象”からも売れる営業ウーマンを目指してください。