キャラクター解説「ストレス耐性」

面接・選考を完全バックアップ。採用を強くする 適性検査Decide+ (ディサイド・プラス)
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「ストレス耐性」は、ネガティブな感情をみずから生み出すことが”少ない”性質を表す項目です。ストレスに抵抗する力とはやや異なり、ストレスそのものが発生しづらい楽観性のような概念となっています。

気楽さ・リラックス・感情的でない・穏やか・嫉妬深くない・神経質でない、といった精神的安定性を見ています。
ストレス耐性は、幅広い職種・業種の仕事で一定の水準を求められる能力であり、Decide+では「仕事の基礎体力」の指標として採用しています。

ストレス耐性が高い人物の長所とリスク

ストレス耐性が高い人は、物ごとをネガティブにとらえる傾向が少なく、対人不安の影響も受けにくいため、さまざまなビジネス活動を行う際にハードルを感じることなく、身軽に行動に移せます。

また、不安感情はメンバー間で伝播しやすくチームの士気を下げるため、ストレス耐性の高い人は組織のトランキライザー(精神安定剤)として、リーダー素養に優れる一面を持っています。

一方で、ストレス耐性が著しく高い場合、リスク感受性が低いため、相応の現実認識力が身についていないと素朴に危険行動をとりがちな面もあります。

ストレス耐性が低い人物の採用リスク

ストレス耐性が低い人は、他人から叱られたり失敗することを強く恐れ、物ごとから自然にネガティブな感情を受ける悲観傾向があります。

著しく低いケース(警報レベル)では、つねに不安や緊張感を持っていて、単に職場にいるだけで消耗し、本来の活動があまりできないことも起こります。

追い詰められた心情になりやすい特性があるため、メンタル不調の合併症を引き起こしやすい懸念もあります。

ストレス耐性が低く、かつ活動スタンスが著しく受動型寄りの場合、不安と無気力傾向の強い人格プロフィールとなり、DSM-5によると回避性パーソナリティ障害(信頼性が高すぎる場合には強迫性パーソナリティ障害)との親和性が指摘されています。

また、ストレス耐性[低]、信頼性[低]、対人スタイルが著しくパーソナル寄りの場合、境界性パーソナリティ障害の親和性も指摘されています。自殺・自傷・アルコール依存のリスクが高いため、職場環境に配慮が必要となるカテゴリーです。

仕事上の想定トラブルと対策

ストレス耐性の低い神経質な人は、新しい仕事・複雑な仕事・対人関係が密接に関わる仕事、などさまざまな場面で不安症を発症します。

その結果、やるべきことをスピーディに終えることができなかったり、不安に気をとられるあまり、注意を払うべき点がすっかり抜け落ちて凡ミスを繰り返したり、というトラブルが起こります。

基本的には具体的な指示を出した方が仕事はしやすいのですが、「叱られるのではないか」という恐れの感情が先行して肝心の説明を聞きとれずに終わる、ということもあります。

そのため、単純作業や肉体労働など、仕事と成果の見通しが良いシンプルな業務の方が安心して取り組めます。

組織マネジメント上の注意点

低ストレス耐性の人は、対人関係がフラットではなく、必ず相手との関係に上下をつける癖があり、原則としてマネージャーには向かない面があります。

目上と置いた相手に対しては卑屈に見える行動をとる一方、目下と置いた相手に対しては変に高圧的な態度をとりがちです。

このように、ストレス耐性の低い人には、不安を表面化させるタイプだけでなく、一見態度が大きいように見える”隠れ神経症”のタイプもいるので注意が必要です。

まとめ:面接時のストレス耐性の判断ポイント

「ストレス耐性」の低さは、あらゆる職種・業種にとって必要な行動力の欠如につながったり、メンタル不調の素因となるため、注意深く判断する必要があります。

幹部候補として考える場合にはストレス耐性の高さは多少厳しめに判断し、スタッフレベルの採用では低すぎないことを確認します。

面接の際、視線が泳ぐなどのノンバーバルな不安のサインや、前職における活動量の裏付けの検証を行うことがあらゆる職種・業種で重要となります。

ストレス耐性の人物リスクをDecide+で見抜く

メンタル注意報

適性検査Decide+は、7種の人物リスクを警報・注意報で分かりやすく表示。
ストレス耐性の低い人物も「メンタル注意報」として識別できます。

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