リクルートキャリア(リクルートエージェント、リクナビ)への転職(中途採用・キャリア採用)

1.転職サイト・転職エージェントで絶対的ポジション

リクルートキャリアは、リクルートグループの中でも歴史が長い会社のひとつで、「すべての価値の源泉は『人』」との考え方を根底に、「働きたい人」と「人材を獲得したい企業」との間のマッチングサービスを様々な形で行っています。

リクナビリクナビNEXTなどは新卒・中途採用メディアにおいて言うまでもなく高い知名度を誇り、1977年より手がけているリクルートエージェント(現名称)など転職活動をサポートする人材紹介領域の事業においても、2000年以降は経営幹部のマッチング、新卒採用の人材紹介サービスなどに幅を広げています。
また、求人を出しても若手人材が集まらない、という企業ニーズに応え、比較的新たなサービスとして**20代の採用、未経験者採用に特化した正社員募集サービス「就職Shop」**も展開。

リクルートグループの4つの事業セグメントのうち「人材メディア事業」(平成28年3月期連結売上高2,559億円(前連結会計年度比6.7%増)の国内人材募集領域を担い、正社員募集分野で就職・転職情報サイトの運営と人材紹介サービスを行う会社で、競争の激しい人材関連業界においてもマイナビ、DODA、en転職など並みいる競合を抑え、業界をリードする立ち位置を保っています。

同業界の中では規模も最大であり、「リクナビ」の新卒採用での認知度・利用者数はダントツTOP。求人企業やサービス利用者からのみならず、社会的な信用度も当然ながら最高水準です。
これは、創業当初の「就職先を自分の意思で選ぶ」という価値の提案から長きに亘って築かれた確固たる地位で、リクルートキャリアが持つ人材観や掲げるミッションに基づきつつ時代のニーズに応じて変化・発展を続けてきた結果と言えます。

同社ではこれまでも「個人と企業が、互いの可能性に賭ける関係性をつくりだす」ことを命題に個人と企業のベストマッチングを達成すべく、新たなサービスを展開してきた実績があり、また、リクルートキャリアでは本業である職業紹介領域以外での社会貢献活動にも従事していることから、就職・転職業界における安定はもちろんのこと、将来的にも新たなサービスや事業領域への挑戦も見込まれます。

チャレンジングな会社に行きたい

2.人材のプロゆえのキャリアデベロップメントサイクルで自社人材の成長をも促す

リクルートキャリアでは、事業上の「人」に対する考え方のみならず、同社に所属する人材に対する考え方が確立されており、リクルートグループ全体との調和性が高く一貫した価値観(“RCA Value”=「社会起点」「圧倒的な当事者意識」「昨日を超える」)が浸透しています。

また、リクルートキャリア自体が人材のプロであるがゆえに、同社内の人材マネジメントもキャリア支援に通じる部分があります。
従業員個々の軸となる価値観を育て、持ち味を引き伸ばしていくキャリアデベロップメントサイクルを運用し、それを事業会社として自社における人事評価や営業戦略にも反映
従業員が成長することで、本業の発展もさることながら、個人目線からも企業目線からも「働く」ことに特化する様々な独自の取り組みが実現し、強みを後押ししています。

例えば、遠い将来には社会に出ていくことになる子供たちに、「働く」ことを通じて仕事に触れる機会をつくる施設「キッザニア」へのスポンサード、東日本大震災で甚大な被害を受け、産業が更に衰退しつつある岩手県三陸地方の活性化を図る「Starting Over三陸プロジェクト」、そして介護業界の就業人口を増やすために看護事業者や講談社と協働しての「HELPMAN JAPANプロジェクト」など、地域や産業を支援する取り組みも。

リクルートグループに共通する多彩多様な働き方を推進する各種制度ももちろん適用されます。
**社員が成長し続けるための異なる職制(エキスパート社員、Career View社員、ゼネラル社員)**を設け、特に女性比率に着目した各種データをウェブサイト上で公開するなど、人材とキャリアを生業とする会社としての自社の取り組みにも積極的な姿勢を見せています。

対策できれば、リクルートで活躍できる

3.第二新卒・未経験でも活躍できるリクナビの営業

一般に、第二新卒・未経験での転職が叶う事例として最も多く挙げられるのが営業職や販売職と言われていますが、リクルートグループの中でも求人において「未経験者歓迎」をうたう事業会社も少なくなく、リクルートキャリアもそのひとつです。

リクルートキャリアのメディア営業職は企業+個人を様々な形でマッチングする機会づくりが仕事。
求人情報を掲載する企業に対しては、担当者としてそれぞれの企業のニーズを捉え、求められる人材を集客できる広告の打ち方を考えます。新たに募集を行う企業に対する営業活動も行い、リクルートキャリアのサービスをさらに広げることが使命です。

リクルートキャリアでは前述のとおり、リクナビやリクルートエージェントなど転職サイト・転職エージェントで絶対的ポジションが確立されていること、また社内研修制度が充実していることから、第二新卒や未経験でも、求められるガッツ・エネルギー量や、前向きかつ明確な目的意識、成長したい気持ちがあって、それを最後まで成し遂げられる強い意志を持っている人なら転職は可能です

ただし、ブランド力に便乗して結果を出すのではなく、あくまでも自分ならではの価値を創造する意気込みが大事で、その意気込みをもとに「自ら動くこと」を実践できる必要があります。リクルートグループは本人の「チャレンジしたい」という気持ちを何よりも大切にし、成長に期待をかけつつ一回り大きな役割を与えてくれる風土でもありますので、若いうちに飛び込むことで大きな成長機会を得られる環境でもあります。

なお、リクルーティングアドバイザーやキャリアアドバイザーなどの職種については、自身の社会人経験や就職活動・転職活動の経験などに裏打ちされる面も大きいため、よほどの知見とコミュニケーション能力をもともと併せ持ってでもいなければ、第二新卒や既卒などあまりに社会人経験が浅い状態では難しいでしょう。

競争環境ドンと来い

4.「やりきる」力、「自走する」力が求められる

リクルートキャリアは「人」について常に世の中に新しい価値観を提供し続けてきました。他の人材系会社との最も大きな違いはそこにあり、常にチャレンジャー精神を持ち続け、人材業界のパイオニアであり続けています。その結果、自然と採用やリクルーティング領域において、リクルートキャリアの作った仕組みや価値観がスタンダードになっています。

前述の就職Shopなどもこれまでの形式化した人材紹介ビジネスに一石を投じ、もっと求職者の「個」に寄り添うことを趣旨とする就職支援事業です。これからの日本の就業環境や就業者を鑑みた時にも、さらには働き手不足が叫ばれている昨今の社会的意義として立ち上げたこんな事業が同社の未来を背負います。

リクルートキャリアへの応募者で多い志望動機は2つあります。

1つは、自身の可能性を最大化させたいという成長欲求の強い方でチャレンジしたい、日本のビジネスモデルを見たい・作りたいという志望動機です。
もう1つは、自身のライフステージの変化により子どもに誇れる仕事がしたい、人材ビジネスをやりたいという動機です。
いずれにしても、元々人材ビジネスに携わっていた人ではない、挑戦するステージと考えられているのが最大の特徴です。

実際に採用で求められるタイプは、自分で旗を立ててやりきれる人です。

新規事業開発は、一見難しくないように見えますが、やりきれる人は確かに世の中にも多く存在しています。しかし、自分で新規に事業開発をして旗を立てて、そこに向かってやりきれるとなると途端にハードルがグッと上がります。

自分で状況把握、情報収集から課題発見・問題提起し、ゴールやテーマを決めるという力は必要です。リクルートキャリアにおいては、与えられてやりきるのではなく、自走できる人が最も成果を出し続け、活躍できる人材です。人事評価においても、上長と自分の目指す方向性やなりたい姿をすり合わせ、目標を決め、行動に落とし込んでいきます。

※リクルートグループの文化や事業については「 【リクルートとは】総ざらい!リクルートグループの文化、事業、ヒト 転職情報も 」をご覧ください。

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リクルートへの転職は、エージェントとの面談からが成功のコツです。