代表取締役の異動について

以下のとおり、3月1日付で代表取締役の異動を行いました。

氏名 新職 旧職
中馬 崇尋 代表取締役 取締役

代表コメント

今回の異動は「株式会社というチーム形態の制約を超える」挑戦の第一歩と考えています。

当社は、チームワーク、とくにビジネス組織をテーマとする企業であり、当社自身をその検証の場ととらえています。

言うまでもなく株式会社は、大航海時代に始まり工業社会化を加速してきた人類の発明です。資金を船や工場・設備に集めることで流通・生産の分野と地域を拡張してきました。

一方で、私自身ここ7年、創業ベンチャー期のゲリラ戦に身をおいてきた知見から、株式会社というシステムは21世紀の知識産業との関連性が相当低いと感じています。それは、合同会社などのバリエーションをとっても同様です。

私の推定では、当社ミッションであるタレントマネジメントのエンジニアリングを現時点で構造的に理解している人物は日本全国で6,000〜60,000人いて、多少の偏りとともにスパースに分布しているはずです。

まだ見ぬ彼らはそれぞれの立場において重要人物であると考えられ、つまり当社カテゴリの立ち上げは異業種間のチームワークを前提とします。

このような前提に立ち、株式会社の要件クリアの役割を私が引き受けることで、オープンなチーム組成に発展させたいという狙いがあります。

大学時代にローマ法の教授が「保険の普及が法律の実質的な機能を変容させている」と語っていたことを思い起こします。制度の組み合わせ運用により、新たな現実に対して目的を達することは可能なはずです。

代表取締役 中馬 崇尋

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