株式会社スターリーグ(東京都渋谷区、代表取締役 中馬崇尋)は2023年6月26日、Decider®に相互評価機能を搭載しました。 職場の上司や同僚が評価することにより、客観的にビッグファイブ人物評価の精度を向上する手法です。
本機能はDeciderの基本機能として提供し、現在ご利用中のお客さまは追加の手続き不要でご利用いただけます。 日本語と英語をサポートし、グローバル組織にもシームレスに導入できます。
※ 英語はサブスクリプション基本機能に含まれます。日本語の評価機能を利用するには、対応するプランが必要です
相互評価機能の背景
Deciderは従来、ビッグファイブに特化した自己評価機能を市場に先がけて法人向けに提供してきました。 ビッグファイブは、幅広いアカデミック研究の人物評価指標のスタンダードとして実績No.1の分析手法です。
自己評価機能は受検者じしんの性格を回答するSelf-ratingsと呼ばれる手法にもとづいており、研究初期から中心的な分析手法でした。 近年、第三者によるObserver-ratings手法の研究が進展してきたことから、科学トレンドに沿ってDeciderにも相互評価機能を搭載しました。
ビッグファイブにもとづくSelf-ratings手法とObserver-ratings手法を完備するツールは、商用サービスで世界初となります(当社調べ)。
相互評価機能の概要
相互評価機能は、お互いをよく知る人物が評価することにより高精度の分析を行う手法です。 サーベイ形式で社内の評価データを集めます。
- 評価対象をリスト登録し、時限イベントのURLを案内
- 各自に割り当てられた同僚を7択の選択肢で人物評価
- 結果はリアルタイムに自動集計
- スコア、人物コメントを組織企画に活用
自己評価と相互評価の指標は完全に同じビッグファイブです。 自己認識が狂っている人物も、相互評価により適切に分析できると研究提案されており、相互に補完する位置づけです。
代表コメント
言う間でもなく、ビッグファイブはピープルアナリティクスの基礎指標です。 組織力の再現性をデザインするには、ビッグファイブを高い精度で把握することが不可欠です。
このたびの相互評価導入により、研究報告のある自己認識のバイアス除去に期待できます。
また、私たちは人格の長期的変化についても着目しています。 人格は生涯にわたり安定していることが各種研究から知られていますが、同時に脳の病気などにより著しく変化する例も観察されています。 従来の人格研究はSelf-ratingsにもとづいており、今後、Observer-ratingsの普及により人格変容にも説明がつくのではないかと見ています。
パンデミックとなったコロナウイルスは、ブレインフォグなどの後遺症を残しました。 Deciderは経時的に分析を行えるため、チームがとらえた変化はすべてリアルタイムに経営に反映できます。
代表取締役 中馬 崇尋
Deciderについて
組織を科学標準のBig5(信頼性・ストレス耐性・解放性・外向性・愛着性)で徹底分析するアナリティクス・パックです。 Big5スコアは、人が知覚できる人格要素を網羅します。
採用面接向けの性格適性検査や、異動・配属の基礎データ収集に活用できます。 多忙なエグゼクティブもいつでも組織の健康チェックが可能。もっとも大事な未来のデザインを支援します。
クラウドだから導入作業レス、スマートフォンで今日から受検できます(5分程度)。 ユニバーサルなロジックかつ英語もサポート、グローバル組織や海外採用もシームレスに知見を生かせます。
商標登録第6629684号
株式会社スターリーグについて
組織・人材に関する専門的知見とWebサービス開発の力を活かし、「Decider」をコア製品として、クラウドサービス提供・組織コンサルティングを手がける企業です。
「あるべき場所でかがやく」をコンセプトに、適材適所の均衡点を研究しています。
https://www.star.careers/company/