発散型の傾向が強い人物は、エネルギッシュで活動量が多い特徴があります。
インセンティブに対する感受性が強く、達成意欲が高いため、営業・マーケティング職の採用では、発散型寄りの人材を重視すべきです。
一見、落ち着きのある人物の中にも2タイプの類型があり、発散型が強めながら信頼性も高いため節度を持っているタイプと、単に受動型寄りのタイプに分かれ、営業系職としては前者が適します。
発散型の度合いが強くなるほど活動力は高まりますが、それと連動して相手の話を聞けない傾向も強まります。
とくに発散型に著しく偏っている場合、"劇場型"のプロフィールとなり、対人関係のある仕事に向かない可能性が高い点には注意が必要です。
DSM-5によると演技性パーソナリティ障害との関係が示唆されます。典型的には、有名人・実力者との知り合いであるような発言や虚言癖が見られます。