経営マネジメントの総合フレームワーク。採用から異動まで、科学的にスコアリング
Decider®(ディサイダー)が決定的にユニークな点は、「ユーザーの上達」を中心に置いていることです。ビッグファイブにもとづく人材分析の継続を通じて、的確な人物評価スキルを獲得できるよう体系的にフレームワーク化しています。
一貫した方法論で組織経営の全般をカバーする設計は、Decider®独自の特長です。
  1. 自己分析: おもに採用時の適性検査として利用
  2. 相互評価: 客観精度アップ・経時追跡にくわえ、「人物鑑定力」を強化
  3. レポート: 組織活動を定量追跡する経営ダッシュボード
Deciderはビッグファイブにもとづく相互評価機能を世界で初めて実用化しました。
人物一貫性の検証を飛躍的に拡張することにより、従来の採用適性検査の枠にとどまらない総合フレームワークを実現しています。
※ 当社調べ。2023年7月時点

「ビッグファイブ」が導くイノベーションとは

パーソナリティ分析を近代化したアカデミックな理論
Decider®は、Big5性格検査を発展させた分析ツールです。1990年代までにゴールドバーグなどの大規模メタ分析(※)によって発見された5つの評価軸は、アカデミックな心理学・神経科学の研究ではすでに広く普及しています。

役割へのフィットを測る インデックス・スコア™

big5によるピープル・アナリティクス
仕事に適した性格パラメータセットは、業種・職種ごとに大きく異なります。学力テストなどと異なり、万能(高得点の収束)が存在しないのが、人物分析の特徴です。
Deciderはインデックス・スコア™を搭載。企業ごとに異なる多様な目的へのフィットを多角的に分析できます。

科学標準 ビッグファイブ による人物記述

研究数比較: ビッグファイブ, MBTI, HEXACO, ストレングスファインダー, YG検査
累積リサーチ数200万件超の科学スタンダード。過去の著名な分析手法比で100倍以上の厚みがあります。
人が知覚できる全5種の性格を過不足なくスコアリング。「どのような人物か?」がついに検証可能になります。

"人を観る目"を養う

Deciderを継続運用すると、実のところ、Deciderを使わなくても的確に人物分析できるようになります。言動の断片から、相手がどのような人物なのかを精確に記述できるようになり、将来の成りゆきも予想がつきます。
王者知材、Deciderの本質はシステムではなくスキルなのです。
人物分析のメカニズム

ビッグファイブの精度に関する丁寧な説明

ビッグファイブの要点は、人が知覚しやすい順に抽出されたパラメータであることです。 ビッグファイブ以外の性格尺度では、スコアが人の感覚にフィットしていないため、解釈が一致しないネックがありました。性格の解釈を一致させた点が、ビッグファイブの科学的ブレークスルーです。
これにより、他者が直感的にスコアを検証したり、知人・同僚による相互評価も可能になりました。 人格・性格について、複数の人の意見が一致しうるということじたいが、誰しも他者の性格を把握する能力を持っていることを示しています。
ビッグファイブの評価精度を示す好例として、現に「自己認識が狂っている人物」のケースがあります。 この類型では、自己評価スコアと実人物の様子が乖離します。これはDecider特有の問題ではなく、あらゆる性格検査で結果が狂います。
従来の分析手法では、スコアが指している人物像が収束せず、鵜のみにせざるを得ない面があります。 検証できないがゆえに、"本当の"スコアを算出して欲しいという過度な期待が生じます。 自己認識の狂いは一種の混乱であり、何らかの収束したスコアをとるという見方じたいが誤りと言えます。
ビッグファイブに沿って評価した場合、実人物とスコアの不一致は、面接官が強い違和感として知覚します。「自分のことは本人にしか分からない」という見方も根づよい誤解です。 自己認識が狂っている人の割合は相当マイナーであり、不一致をマイナス評価とすることで、実務を円滑に進められます。
人には違いや差分を強く感知する力があります。自己評価を表明することと、実際の言動という2系統のサンプルを持つことは"違い"の感知を活用しやすくする効果があります。 そしてその効果は、自他ともに知覚できる構造というビッグファイブの研究業績があればこその力です。

組織論も性格研究の成果を活用しはじめている

ファクトに基づく組織開発。
Photo by Iñaki del Olmo on Unsplash
組織論の大家スティーブン・P・ロビンスは膨大な論文研究で知られています。『マネジメントとは何か』でサウスウエスト航空のケースを取り上げ、「根が明るくない人、外向的でない人を採用段階で徹底して除外している」と紹介しています。社員教育やインセンティブ設計より素材の性格特性の方が重要だからです。
その理由として「人が明るく前向きか、そうでないかは、基本的には遺伝子構造で決定されているからだ。どの程度前向きになれるかは、その三十五から五十パーセント、もしかすると八十パーセントまでもが遺伝子によるということが研究から分かっている」と解説しています。
経営マネジメントの方法論もアップデートを受け、適材適所を語り始めているのです。

Deciderの使い方

クラウドだから設備不要。スマホで5分
Deciderは、専用URLを案内するだけで受検できます。
受検者は、手持ちのスマートデバイスやPCのブラウザを利用可能、リモート採用にも対応します。
かんたんチュートリアル
数値の読み方をリアルなサンプルでケース別に解説。
いつでも参照でき、誰でもクリックだけで進められます
標準インデックス・スコア™
自社基準と併用可能。
採用適性検査や配属の立案にも、今日から使えます
実受検データとの比較
Decider®は、人を観る目そのものを養うツールです。
従業員との対比で人物理解のスキルアップ

21世紀に必要な、ユニバーサル設計を完備

英語圏を基本機能がカバーし、シームレスに国際化する
ビッグファイブは、国や言語を問わず共通の構造をもつことが、これまでの世界中の研究成果から明らかになっています。
つまり、ビッグファイブにもとづく人物要件・採用基準は、ユニバーサルな基準として世界中でそのまま利用できるのです。
Deciderは、受検・評価だけでなくレポート管理機能に至るまで全面的に英語をサポート。国際部門や海外スタッフとのコラボレーションが最初から可能です。
日本人の運用で蓄積した組織ノウハウを国際展開に直接生かせるため、将来のグローバル環境の変化による従来の業務プロセスの無効化にあらかじめ備えられます。
日本は少子高齢化の最先進国であり、2030年を目安に企業が日本人を採用できる可能性はさらに減速します。さらに現実は、従来の統計予想よりも早く進行していることも明らかになっています。
リミットは最長で5年。Decider導入で、余裕をもって準備しましょう。2050年に生き残る日本企業であるなら、好むと好まざるとに関わらず今すぐ国際化せざるを得ないのです。

性能の伝統。 第8世代Deciderエンジン

  • Oct 2023 / v.8, データストアの分散処理アーキクチャ移行
  • Jun 2023 / v.7, 世界初、Observer-ratings分析の商用提供
  • Sep 2022 / v.6, レンダリング方式刷新。高負荷時のレスポンス向上
  • Jul 2022 / v.5, 処理マルチスレッド化。iPhoneなど高機能端末の高速化
  • Jun 2021 / v.4, PWA技術・インテリジェントキャッシュ移行による操作ラグ圧縮
  • Oct 2020 / v.3, Rust移行による異次元の性能up。CO2排出削減・完全定額の確立
  • Feb 2020 / v.2, WebAssembly導入によるスコアリング速度のブースト
  • Jan 2017 / v.1, Big5に特化したデータモデル再設計による拡張性確保
  • Mar 2016 / v.0, Ruby on Railsによる初期エンジン実装
psychology
ビッグ5計測
traffic
着目ポイントの表示
query_stats
社外分布との客観比較
groups
既存メンバーとの比較
sort
指標別ランキング・ソート
precision_manufacturing
適職インデックス・スコア
folder_shared
レポート分類&共有制御
download
CSVエクスポート
devices
マルチデバイス対応

導入事例

上場企業からスタートアップまで豊富な実績
株式会社アイモバイル
須藤麻里様
「面接選考において客観的データを取り入れた多面評価」と「面接官同士の共通言語化」を目的に適性検査を探していました。
UTグループ株式会社
近藤邦洋様
一番大きいのは、時間が短縮された事。年々採用数が増えている当社にとってはすごく大事。
株式会社ファインドスター
津田智史様
人物評価の基準をさだめているものの「面接官によって認識の違いが起きてしまっていないか?」という点に課題意識を感じていました。

料金

英語版 英語+日本語版
月額費用(税別) 22,000円 50,000円
初期費用(税別) 40,000円 100,000円
英語受検
日本語受検
管理画面の言語 英語+日本語 日本語+英語
新卒・中途採用
異動・昇進立案
組織分析
決済手段
VISA対応 mastercard対応 amex対応 JCB対応 diners対応
領収証は、購入時に登録したメールアドレス宛てに送信されます
受検回数
制限なし
社内受検/採用候補者を問わず定額利用可能
アカウント数
制限なし
セキュリティ上、社外の利用者へのアカウント発行は禁止しています
お支払いの詳細は、FAQに掲載しています。

ご利用開始の流れ

最短で即日スタート可能※1
トライアル
デモデータと説明ドキュメントでレポート分析をひと通り体験※2
購入
ネットショップ型のクレジット決済※3。5分でスタート
利用開始
自社データの蓄積が進むほどレベルアップ。本当のスタートはここから。
1: お申し込み後、当社にて審査のうえ法人アカウント発行。承認完了しだい、システムメールにて通知
2: トライアルは無料。一部の機能にロックあり
3: 承認アカウントから購入可能。初回15万円(初期費+月額費用・税別)
まずはウェイティングリストに登録。
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